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節分の由来や風習について
あっという間にお正月感も抜けてしまいましたね。
お正月の飾りつけも外したら、次は節分に向けての準備です。
豆や鬼のお面などの用意が始まると思いますが、そもそも節分にはどのような意味があるのか知っていますか?
そこで今回は節分の意味や、恵方巻の方角などを紹介します!
早速ですが、これ知っていましたか?
節分は2月3日に毎年行っていますが、実は必ず2月3日とは限らないのです!
節分は立春の前日となるので、場合によっては2月2日や2月4日の場合もあるのです。
また、節分には恵方を向いて太巻きを食べる習慣がありますよね。
この恵方が2022年は北北西となっています。
毎年このように方角が少し違っているのは、現在一般的に使っている
16方位と、昔主流だった24方位とでは誤差が出る為です。
節分とは、その字の通り季節を分けるという意味があります。
季節を分けるとはつまり、春、夏、秋、冬を分ける事ですね。
旧暦ではそれぞれを立春、立夏、立秋、立冬と呼びます。
その日から季節が変わる事を示していて、これらの前日にあたる日を節分としていたのです。
つまり!節分は昔年に4回あったという事です。
では何故、2月3日もしくは2日か4日に行われるものだけが、節分として現在も受け継がれているのでしょうか?
その理由は、旧暦では冬から春に変わる立春を1年の始めとして考えていたからです。
立春の前日の節分は、今でいう大晦日と同じ意味があります。
特に重要な日と位置付けられていたので、立春前の節分だけが風習として残っていったといわれています。
次に何故節分に恵方巻やいわしを食べる風習があるのかです。
恵方巻は元々関西地方特有の文化でした。
全国で行われていた行事ではなかったのですが、ここ数年で大きく普及しました。
恵方とは、その年に幸せをもたらす歳徳神がいるとされている方角です。
恵方を向いて太巻きを食べる恵方巻きは、大阪の商人の間で相伴繁盛を願って流行ったのが最初といわれています。
しかし、現在のように恵方巻きが多くの人に知られるようになったキッカケは、コンビニエンスストア大手のセブンイレブンが恵方巻きとして販売し始めた事でその前までは、節分の丸かぶり寿司と呼ばれていたんですね。
また、西日本の一部の地域では節分にいわしを食べる習慣があります。
これは焼いたいわしの煙によって邪気を祓う意味や、いわしの焼ける臭いを嫌う鬼が家に寄り付かないなどの意味があるそうです。
そうであってもやっぱり節分といえば「豆まき」ですよね!
年の数だけ豆を食べるだとか、様々な言い伝えがありますがどうして節分には豆まきをするのか?
節分には、そもそも季節を分けるという意味があります。
季節の境目には邪気が生じると昔から言われていて、邪気を祓う追儺という宮中行事が行われていました。
この追儺の中の豆打ちという行事が、現代の豆まきの発祥といわれています。
豆まきを行うときに、鬼は外、福は内という掛け声を掛けますよね。
これには幸せをもたらしてくれる福の神は家の中へ、災いの元となる鬼は家の外へという意味があります。
しかし、一部の地域や寺院では鬼は内、福は外や、鬼は内、福も内などのように掛け声をするところもあるのです。
災いを自分の元へ引き寄せる代わりに他の人へは多くの幸福が舞い降りるようにという意味や、鬼を祀っている神社や鬼の字が名字に付く家庭が鬼を歓迎する意味でも行っているようです。
以上が節分の由来や風習についての解説でした。
最近は家が汚れるという理由から豆まきをしない家庭も増えています。
しかし、節分の意味や風習を子供に伝えていきたいですよね。
是非この記事の知識も教えて上げて下さいね!